まるで女性のような高音で多くの人々を魅了しているソプラノ歌手の岡本知高さん。
ソプラノ歌手とて以外にも多くのバラエティ番組にたびたび出演されており、「アナザースカイ」や「熱狂マニアさん!」にも出演されます。
そこで今回は、ソプラノ歌手の岡本知高について紹介します。
この記事でわかること
- 岡本知高さんの年収
- 岡本知高さんの学歴
- 岡本知高さんの結婚について
- 岡本知高さんの難病について
岡本知高さんのプロフィールと経歴

- 名前 岡本 知高(おかもと ともたか)
- 生年月日 1976年12月3日 46歳(2023年5月現在)
- 星座 いて座
- 血液型 AB型
- 出身地 高知県宿毛市
- カテゴリー クラシック音楽歌手、ソプラニスタ(男性ソプラノ)
- 活動期間 1998年 ベートーヴェン作曲『第九』日本初演80周年記念再現リサイタルにソプラノソリストとしてデビュー
- 所属 株式会社ホリプロ
岡本知高さんは1976年、豊かな自然に恵まれた高知県の宿毛市で生まれました。健康的に成長していた彼でしたが、小学一年生の夏休み前に「ペルテス病」という足の難病を発症。このため、親元から遠く離れた高知市の養護学校での生活が始まりました。今では彼にとって楽しい記憶になっていますが、その当時は両親と離れることが辛く、涙が止まらなかったと彼は振り返っています。
当時の養護学校では、週末の日曜日だけ家に帰ることが許されていました。しかし、彼の宿毛市の自宅から高知市までは100キロメートル以上離れていたため、彼の両親は毎週末、彼を車で送迎する生活を送っていました。現代では高速道路があるためにこの距離も比較的短時間で移動できますが、当時は高速道路がなく、片道に3時間もかかっていました。知高さんの母親は市民合唱団のメンバーであり、移動中は彼がソプラノ、母親がアルトを担当して、多くの童謡を歌いました。また、ピアノを習っていた彼の姉の伴奏に合わせて歌うことも彼にとって大きな楽しみでした。
難病が完全に治るまでの4年間で、岡本知高さんの音楽への感性は深まり続けました。養護学校生活を終えた後、彼は音楽の魅力に引き寄せられ、ピアノのレッスンを受け始めました。
中学校に進学した彼は、吹奏楽部に入部し、サックスを演奏。その時から音楽と永遠に関わり続けたいと思い、音楽教師になることを志していました。
高校3年生で大学入試を迎える際、岡本知高さんは音楽教育学科への進学を決定し、試験に合わせてレッスンの内容を調整しました。しかし、初めての歌唱レッスンで指示された音よりも1オクターブ高く歌ったことが評価され、彼の才能を見出した瀬川武先生に出会いました。「独特の声質があるから、声楽科で更に技術を磨くべきだ」との先生のアドバイスを受けて、国立音楽大学の声楽科に進学しました。
在学中には神﨑克彦、瀬川武、宇田川貞夫、A.パパジャクの先生方から教えを受け、1998年に「第九」日本初演80周年記念再現リサイタルでソプラノソリストとして舞台デビューを果たしました。
岡本知高さんは、一般的な男性の高音部を補うファルセット(裏声)とは異なり、天性のソプラノヴォイスを持っています。男性でありながら、女性ソプラノの音域で歌い上げ、デビュー作となった「第九」日本初演80周年記念再現リサイタルで観客を魅了しました。
デビュー後はユニバーサルミュージックからアルバム「ソプラニスタ」をリリース。さらに、テレビやドラマの主題歌を手掛けたり、国内外のオーケストラと共演したり、ミュージカルやオペラに出演するなど、幅広い活動を続けています。彼の才能と実績は、世界中から高い評価を受けています。
岡本知高さんの出身高校や大学はどこ?

岡本知高さんの出身高校は高知県立宿毛高等学校です。
高校卒業後は、国立音楽大学に入学し、フランスのプーランク音楽院を卒業しています。
岡本知高さんの年収は?

気になるおこもと知高さんの年収ですが、具体的な情報は、公には公表されていませんでした。
ただし、一般的に、トップレベルの声楽家であれば、年収が10億円を超える可能性もあるとされています。
これはステージごとに100万から1000万円以上が支払われ、年間で100回以上の公演を行うというケースに基づいています。
しかし、声楽家の収入だけで生計を立てている人は非常に少なく、多くの人がアルバイトなどをして生活しています。
また、合唱団の一員として給料を得ている場合、初期の給料は比較的低く、月額12万円程度からスタートするとの情報もあります。
これは声楽家という職業が実力主義であることを示しており、その能力によって収入に大きな差が出るということを物語っています。
岡本知高さんは結婚している?子供は?
岡本知高さんの結婚状況については、公には報告されておらず、具体的な詳細は明らかになっていません。
ただしSNSには以下のような投稿が過去にされておりました。
弾き語り、グダグダくらいが思い出に残るものです(#^^#) RT @chiitake2: 公演頑張ってください。高知も今日は暑いみたいです。昨夜の息子の結婚披露宴、サプライズのピアノの弾き語りがグダグダになりました。せっかく練習したのに酒がはいるといかんですねえ。高知ならでは?。
— ソプラニスタ岡本知高 (@TomotakaOKAMOTO) November 13, 2011
2011年11月のツイッターに「昨夜の息子の結婚披露宴」という投稿がされておりました。
息子がいるんでは?と思うところですが、
この投稿時の岡本知高さんの年齢は35歳なので、息子の年齢が18歳と仮定しても17歳の時の子供となってしまいます。
現実的にあり得ないわけではありませんが、この投稿における息子は、実際の息子ではなく、教え子や可愛がっている後輩などの可能性が高いでしょう。
「ペルテス病」とはどんな病気?
岡本知高さんが幼少期に発症した「ペルテス病」とは、大腿骨の頭部に血流が停止し、その結果、骨組織が死んでしまうという病気です。
この病気は一般的に、活発で小柄な男の子に多く見られるとされており、この病気にかかると、激しい痛みを伴い、股関節の動きが制限されることが特徴です。
その原因については様々な説が提唱されていますが、現時点ではまだ確定的なものは明らかにされていません。
まとめ
今回は、ソプラノ歌手の岡本知高について紹介します。
幼少から難病と戦いながら日本を代表するソプラノ歌手になった岡本さん。
年収や結婚などまだまだ謎が多いで方ですが、今後さらなる活躍に注目ですね。